中央公論新社が主催する「新書大賞」は、1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ賞です。

 今回で第18回を数える同賞は、第1回に福岡伸一著 『生物と無生物のあいだ』、第2回は堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』、第3回は内田樹著『日本辺境論』を大賞に選出し、出版界に大きな反響を呼びました。

 今回の「新書大賞2025」では、2023年12月~2024年11月に刊行された1100点以上の新書を対象に、有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など新書に造詣の深い方々100人に投票していただいた結果、三宅香帆著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が大賞に輝きました。

 20位までのランキングと、有識者45名の講評など詳細は、2025年2月10日の 『中央公論』3月号 に掲載されています。

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

三宅香帆
(集英社新書)

三宅香帆(みやけ かほ)

1994年高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。会社員を経て、2022年独立。『娘が母を殺すには?』『30日de源氏物語』『「好き」を言語化する技術』など著書多数。

日ソ戦争

麻田雅文
(中公新書)

歴史学はこう考える

松沢裕作
(ちくま新書)

有識者45名の講評など詳細は、
2025年2月10日発売の『中央公論』3月号で