中央公論新社が主催する「新書大賞」は、1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ賞です。

 今回で第17回を数える同賞は、第1回に福岡伸一著 『生物と無生物のあいだ』、第2回は堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』、第3回は内田樹著『日本辺境論』を大賞に選出し、出版界に大きな反響を呼びました。

 今回の「新書大賞2024」では、2022年12月~2023年11月に刊行された1200点以上の新書を対象に、有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など新書に造詣の深い方々107人に投票していただいた結果、今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』(中公新書)が大賞に輝きました。

 20位までのランキングと、有識者49名の講評など詳細は、2024年2月9日発売の 『中央公論』3月号 に掲載されています。

NEWS

「新書大賞2024」大賞贈賞式・受賞者記念講演 『言語の本質』今井むつみさん・秋田喜美さん講演会

新書に造詣が深い書店員、有識者、各社新書編集部、新聞記者によって選ばれる、「新書大賞2024」の大賞が、今井むつみ/秋田喜美 著『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(中公新書)に決定しました。
「新書大賞2024」の贈賞式と、今井むつみ先生と秋田喜美先生による記念講演を行います。

共催:ブックファースト
主催:中央公論新社

  • 【日時】
    2024年3月19日(火)18:30~
  • 【会場】
    ブックファースト 新宿店 地下2階 Fゾーンイベントスペース
  • 本イベントはブックファースト運営のイベントです。
    詳しくは下記のブックファーストのwebサイトでご確認ください。
    http://www.book1st.net/event_fair/event/page1.html#a_1873

言語の本質

今井むつみ/秋田喜美
中公新書

今井むつみ(いまいむつみ)

1989年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。94年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。慶應義塾大学教授。専門は認知科学、発達心理学、言語心理学。著書に『学びとは何か』『英語独習法』など。

秋田喜美(あきたきみ)

2009年神戸大学大学院博士課程修了。博士(学術)。名古屋大学大学院准教授。専門は認知・心理言語学。著書に『オノマトペの認知科学』『言語類型論』など。

訂正する力

東 浩紀
朝日新書

客観性の落とし穴

村上靖彦
ちくまプリマー新書

有識者49名の講評など詳細は、
2024年2月9日発売の『中央公論』3月号で