大久保、百人町から感じる混沌さ
一方で四谷、市谷から新宿駅に近づくにつれて「街」の雰囲気はだいぶ変わります。
山手線と明治通りに挟まれたエリアにある大久保は「コリアンタウン」として名を馳せていた時期がありましたが、現在ではこれにイスラム系の住民も多く合流したことでさまざまな言葉が飛び交い、場所によっては混沌とした雰囲気になっています。
大久保駅の西側の北新宿は柏木と呼ばれたところで、すでに住民の4人に1人以上が外国籍とされています。異国好きの人にはたまらないと思いますが、こちらも混沌とした印象は否めません。
山手線と中央線が分岐するエリアにある百人町は、新大久保駅と大久保駅に跨がる「街」です。このエリアにも外国人が多く住み、独特な雰囲気を醸し出しています。
お店をやるには新宿至近なのに家賃が格安なため、ここを重点的に狙う事業者もいますが、「落ち着いたところで暮らしたい」と考えるような方に、相性が良い街とは言えないかもしれません。