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最新号中央公論 2021年7月号

2021年7月号(6月10日発売)

定価950円(本体価格864円)

電子版

発売予定

最新号

中央公論 2021年7月号

【特集】孤独と怒りに社会は軋む

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【 特集 】
孤独と怒りに社会は軋む

〔対談〕
暴走する心のメカニズム
ネガティブ感情はどこから来てどこへ行くのか   
▼中野信子×木原祐健

人に迷惑をかけたくない......
都市に沈みゆく声なき孤立者たち
▼石田光規

〔対談〕
格差拡大、少子高齢化、巨額の財政赤字
分断と貧困が進む日本社会 「三重苦」からの打開策は?   
▼湯浅 誠×田中拓道

孤独・孤立対策担当大臣に聞く
喫緊の課題に、大胆に対応する   
▼坂本哲志

関心競う経済に振り回されるメディアと私たち
「非実在型炎上」は何を示すのか   
▼鳥海不二夫

「キャンセル」が飛び交う不寛容な国・アメリカ  
▼フランシス・フクヤマ/聞き手:会田弘継

犯人は「一人で死ね」ばいいのか?
暴発型事件の背後に横たわるもの   
▼磯部 涼

〔対談〕
ひきこもると意欲が低下する
「コロナうつ」と「欲望」の関係   
▼斎藤 環×佐藤 優


【特集】
コロナが暴いた日本医療の穴

医療改革まったなし 厚労省は「お役所仕事」を改めよ
病院の貢献「見える化」、 検査徹底、知事権限の強化を   
▼小林慶一郎

かかりつけ総合医制度で医療の逼迫を防げ   
▼草場鉄周

看護師への権限委譲と非常時の人員配置がカギ   
▼森山美知子


時評2021

「ワクチン敗戦」の敗因分析
▼鈴木一人


いまあらためて考えるオリンピック・パラリンピックの経済効果  
▼飯田泰之

「今ここにある危機」と科学研究の未来について  
▼内田麻理香


空前の大勝から四年、都議選を前に小池都知事の応援頼みか?
都民ファーストの会の夢と挫折、そしてこれから   
▼岩崎大輔

日本共産党が描く未来図
野党共闘の行方と社会主義の時代   
▼志位和夫

〔対談〕
解剖学者と免疫学者が語る 老いと病とAIM創薬
ネコの寿命とヒトの「壁」   
▼養老孟司×宮崎 徹

米津玄師、YOASOBI──音楽界の地殻変動
ネットが生み出す才能とメガヒット   
▼柴 那典

地球行商人 
味の素 グリーンベレー【第6回】   
▼黒木 亮


第22回 読売・吉野作造賞 発表

受賞作『デジタル化する新興国』伊藤亜聖

〔選評〕
北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三


好評連載

ロバート キャンベルの一冊対談集⑦
絵師のスピリッツは時空を超えて   
▼山村浩二/聞き手:ロバート キャンベル

冒険の断章㉔
理解を超えてひらかれる普遍   
▼角幡唯介

地図記号のひみつ⑭
「地形図」にも船の記号が   
▼今尾恵介


連載小説

馬上の星──小説 馬援伝【第3回】   
▼宮城谷昌光

任俠楽団【第5回】   
▼今野 敏

雪澱【第23回】
▼黒川博行


南洋のエレアル【第5回】   
▼中路啓太


グラビア

海神の楽園⑦
▼撮影・文:伊勢優史

美しい城下町を訪ねて⑲
岡山県 真庭市 勝山
▼撮影:米田 渉/文:牧口じゅん

昭和モダン建築東西勝負⑤
失われたモダン建築
▼撮影:黒沢永紀/文:北夙川不可止


連載・コラム

ニュースの一枚

炎上するまくら55
▼立川吉笑

深層NEWSの核心

音楽には物語がある㉛
▼小谷野 敦


書苑周遊

新刊この一冊
▼池田 譲

著者に聞く
▼川上和人

このマンガもすごい!
▼杉田俊介

Book Clip

2021年7月号【編集長から】

 新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が東京、大阪で始まりました。東京の会場となった大手町合同庁舎は中央公論新社からほんの数分の距離にあります。高層ビルが林立する大手町で、ひときわ古ぼけたビルがこれほど注目を集めるとは思いませんでした。ニュースでは大手町駅から合同庁舎への経路の複雑さがよく取り上げられていました。確かに地下鉄五路線が乗り入れる同駅は出口も多く、初めての人には迷路のようでしょう。地下通路は東京駅や日比谷、銀座までつながり、方向を間違えるととんでもない所に行ってしまいます。さらには階段の上り下りの難所まで。とはいえ、地下通路には随所に接種会場への案内の人が立ち、案内板もありました。過剰な心配は無用です。

 今月号では日本共産党・志位和夫委員長のインタビューを掲載しました。新聞の選挙情勢記事ではかつて「共産党は独自の戦い」という表現がよくみられました。他党とは一線を画した立ち位置を表した言葉です。その共産党も今は野党共闘、選挙協力を推し進めています。社会主義・共産主義を掲げる主張は、日本の政界ではやはり異彩を放つ存在といえるでしょう。一方でそれは日本が多様な意見を尊重する民主主義の国である証でもあります。ちなみに私は憲法九条改正、選択的夫婦別姓賛成派です。

編集長:吉山一輝