人材の供給元は「より貧しい国」へ
とはいえ、日本の人手不足が解消したわけではない。ベトナムから消えた求人票は、どこへ行ったのか。その筆頭が、人口2億8000万人を超えるインドネシアだ。
(『中央公論』7月号では、この後も、外国人労働者争奪戦のライバルとして急速に台頭する韓国と台湾の現状、技能実習生制度が廃止される代わりに創設される「育成就労制度」の課題などを、現場取材をもとに報告する。)
澤田晃宏(ジャーナリスト )
〔さわだあきひろ〕
1981年兵庫県神戸市生まれ。高校中退後、建設現場作業員、週刊誌『SPA!』編集者、『AERA』記者などを経て独立。採用コンサルティング会社「阪神総研」代表。外国人労働者支援の専門誌『ともいきジャーナル』(NPO法人日越ともいき支援会)編集長も務める。著書に『ルポ技能実習生』『東京を捨てる』など。
1981年兵庫県神戸市生まれ。高校中退後、建設現場作業員、週刊誌『SPA!』編集者、『AERA』記者などを経て独立。採用コンサルティング会社「阪神総研」代表。外国人労働者支援の専門誌『ともいきジャーナル』(NPO法人日越ともいき支援会)編集長も務める。著書に『ルポ技能実習生』『東京を捨てる』など。