「中央公論 2020年9月号」より電子版スタート!

中央公論 2020年11月号

2020年11月号(10月9日発売)

定価950円(本体価格864円)

電子版

2020年10月19日 配信予定

中央公論 2020年11月号

【特集】日米政変──菅政権発足、迫る大統領選

オンライン書店で購入
  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 7net
  • 紀伊國屋
  • honto
  • TSUTAYA
「中央公論」の記事を購入
中央公論ダイジェスト
お得な定期購読はこちら

【 特集 】
日米政変
──菅政権発足、迫る大統領選

【 日本の課題 】
外交・安全保障で果断に実現すべきこと
新政権に求められる「継続の中の改革」
▼北岡伸一

〔鼎談〕
題先進国・日本で進むさまざまな分断
与野党ともキャッチできない「新たな対立軸」

▼今井貴子×砂原庸介×中西 寬

〔対談〕
どうなる? ポスト安倍の外交・安全保障
米中対立の今こそ日本の主体性を示せ
▼三浦瑠麗×森本 敏

「一強」政治の偶然と必然
安倍政権の長期化を決めた重大転機とは
▼河野 勝

〔対談〕
米中関係、東京五輪、右バネの抑制......
「菅機関」は機能するのか
▼手嶋龍一×佐藤 優

側近が語る菅首相
言ったことは必ず実現させる徹底した常識人
▼坂井 学

 

【 アメリカの運命 】
〔対談〕
分極化するアイデンティティと、収斂する二大政党
バイデンか、トランプか? 変質するアメリカの選択
▼宮家邦彦×久保文明

政策よりも再選を優先するトランプ
アメリカ政治制度とポピュリズム
▼待鳥聡史

大統領選挙で問われる米国経済再建への道
▼安井明彦

民主党は労働者の党になれるか?
バイデンが挑む学歴偏重主義の克服
▼三牧聖子


時評2020


大阪住民投票、市廃止のインパクト
▼砂原庸介


八方美人にならず政権を賭す改革の実行を
▼土居丈朗


「空気」政治の野党は新たな価値観を打ち出せるか
▼東 浩紀


全米オープン優勝にもまさる世界からのリスペクト
大坂なおみが問いかけた7つのマスクとBLM
▼渡邊裕子

静岡県知事の「部分開業」案
国策リニア中央新幹線プロジェクトにもの申す
▼川勝平太


新連載

スパコン世界一「富岳」の正体①
GAFAに対抗する「世界最強のAIマシン」
▼小林雅一


ナウシカのかたわらで、コロナを想う
▼赤坂憲雄

ロバート キャンベルの一冊対談集④
江戸演劇からのディスタンス
▼宮本亞門×聞き手:ロバート キャンベル

「沖縄返還交渉の真実」解題
わずか三年で成し遂げた偉業
▼信夫隆司

【巻頭特別企画】
THE LEADER―戦略を語る
大隅健一・大豊建設社長

活字文化の継承に危機感
便利さを追うことが、大切なものを枯らす
▼阿刀田 高


谷崎賞


● 令和二年 谷崎潤一郎賞発表 ●
【受賞作】磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』
選評:池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸


● 文学的近況 ●
『日本蒙昧前史』の時代の子供
▼磯﨑憲一郎


好評連載

炎上するまくら㊼
「他者目線」を鍛えるべし
▼立川吉笑


疫病と健康の中国現代史【最終回】
伝統の"ゲテモノ食"をAIで禁じられるか?
▼高口康太


現代日本の分断線【最終回
キャンセルカルチャーのゆくえ
▼伊藤昌亮


地図記号のひみつ⑥
記号のある学校、ない学校
▼今尾恵介


連載小説

蚕の王【第8回】
▼安東能明

雪澱【第15回】
▼黒川博行


グラビア

日本の至宝㉟
檜図屛風
▼文・田沢裕賀

美しい城下町を訪ねて⑪
三重県 松坂市
▼撮影・篠原宏明/文・植田伊津子

「古典籍はまるで"役者"」
──宮本亞門さん、国文学研究資料館を訪ねる
撮影・五来孝平


連載・コラム

ニュースの一枚

深層NEWSの核心

音楽には物語がある㉓
▼小谷野 敦


書苑周遊

新刊この一冊
近藤雄生

著者に聞く
柚月裕子

このマンガもすごい!
かとうちあき

2020年11月号【編集長から】

★九月の四連休に車で出かける予定でしたが、数十キロの渋滞が表示されたスマホの高速道路情報を見て断念。家で見たテレビには、人でごった返す観光地が映っていました。GWの賑わいも夏の帰省ラッシュもないまま迎えた秋の連休は、久しぶりに見慣れた風景が戻っていました。もちろんコロナ感染症の脅威は去っておらず、感染対策は継続していく必要があります。しかし、国民の意識が一時期の不安を抱えた生活から、普通の生活へ向けて変化していることは間違いないようです。

★この意識の変化には、一連の首相交代劇も一役買っていそうです。八月二十八日に安倍前首相が辞任を表明して以降、新聞やテレビの主役は、コロナから政局に変わりました。感染は予断を許さない状況とはいえ、多くの人にとっては身近に感染した人はおらず、報道の量が減ればそれだけコロナに対する意識は薄くなるでしょう。かつての生活を取り戻し、新しい日常を始めるために、それは必要なことだったのかもしれません。

★今月号の特集は「日米政変」です。菅首相の行く手には、内政・外交ともに難題が待ち構えています。中でも最優先の課題は、やはりコロナ感染症の克服です。混雑も渋滞も無い方がいい。しかし、余計なことを気にせずに人混み入っていける生活が、今は何より大切に思えます。

編集長:吉山一輝