中央公論 2019年6月号

2019年6月号(5月10日発売)

(本体価格861円)

中央公論 2019年6月号

【特集】労働開国の衝撃

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【特集】労働開国の衝撃

安倍首相インタビュー

安倍政権が目指す令和の日本とは?
地方経済と格差に敏感に対応  
安倍晋三

聞き手・田原総一朗



●官僚叩きで一強は是正されない
国会改革を再起動し、〝令和デモクラシー〞を   

松井孝治


労働開国の衝撃

試される令和デモクラシー

●日本の「国柄」をどこに求めるのか
「反」ないし「半」グローバリズム という選択肢
佐伯啓思


●対談
混迷する欧米政治の教訓
国際社会の荒波を 〝包摂〞の理念で迎え入れる
会田弘継×宇野重規


後発的移民受け入れ国スペインに学ぶ政策革新
小井土彰宏


●ルポ
住民の半分以上が外国人!
芝園団地「共生」への挑戦
岡﨑広樹


●私が見たニッポン
▼意外と海外通の日本人 国際化もいつも通りで大丈夫!
ダニエル・カール


ドイツ式「お客さん労働者」の二の舞になる!
サンドラ・ヘフェリン


《海外識者の緊急寄稿!》

【アメリカ発】
●世界を揺るがす三つの特徴、三つの背景
民主主義の脅威「ポピュリズム」とは何か
フランシス・フクヤマ


【欧州発】
●ポピュリズムが欧州にもたらした複雑な影響
リベラリズムは衰退したのか?
クリスチャン・ヨプケ


●対談
元・駐日ロシア大使と元・外務省局長が激論
膠着した北方領土交渉
理解と前進への四つのテーマ
アレクサンドル・パノフ×東郷和彦


●地球を古典で読み解けば⓭
『ヒトラー』から考えるプーチン「独裁」の構造
佐藤 優


《時評2019》

●令和時代のアリストテレス? 
細谷雄一


異端の理論「MMT」はどこまで信用できるのか   
小林慶一郎


●三陸鉄道リアス線の誕生に思う
原 武史


●提言
研究への熱意が新たな道を拓く
―――病気克服の時代へ
本庶 佑×山中伸弥


●井手教授と考える新しい社会【最終回】
介護業界の改革者と探る
超・高齢社会の心構えと施策
加藤忠相×井手英策


●フランス、EUの農業政策と日本の現状
アグリビジネスから食の民主主義へ   
竹沢尚一郎


●対談
オーバーツーリズムに負けない
「文化都市」京都を観光公害から守る
門川大作×アレックス・カー
司会・清野由美


●《いま『万葉集』を読み直す》


「令和」の出典をめぐって   
上野 誠

誰でも心に響く歌がみつかるはず   
里中満智子


●歴史学の研究成果の重みに敬意を
俗流歴史本と対峙する   
呉座勇一


●戒厳令解除から 年目の台湾再訪[前編]
台南でキョンシーに出会う   
星野博美


●チャップリンが見たファシズム❺
歓迎の大嵐のなか五・一五事件勃発
大野裕之


地図のある人生29 紙の地図がなくなったら  
今尾恵介


酒は人の上に人を造らず40 酎ハイのアテは高尾の春霞
吉田 類


●僕が出会った二十世紀のレジェンドたち【最終回】
一期一会の人びと
久野 収   
五木寛之


注目連載

凍てつく山嶺【第6回】 
伊東 潤


当確師 十二歳の革命【第8回】
真山 仁


卍どもえ【第22回】
辻原 登


グラビア

●日本の至宝⓲千手観音像
◉田沢裕賀

歴史的建造物探訪⓮国際文化会館 
撮影◉薈田純一 文◉仲宇佐ゆり

わたしの仕事場30 熊谷博子
撮影◉土井かやの

●川端康成の眼 文33
文◉水原園博

●東京坂道散歩
撮影◉鷹野 晃


連載/コラム

●ニュースの一枚

●Stage▼河合祥一郎

●永田町政態学

●人事消息地獄耳

●フィギュアスケートの肖像❸宇都宮直子

●Art▼安村敏信

●バルセロナの窓から38 大野ゆり子

●深層NEWSの核心

●音楽には物語がある❻小谷野 敦

●炎上するまくら30 立川吉笑

●Film▼渡辺祥

書苑周遊 新刊この一冊鳴海 風

●著者に聞く▼打越正行

●ブッククリップ

●このマンガもすごい!▼難波功士

●目からウロコの名作再読❻梨木香歩