中央公論 2011年11月号

2011年11月号(10月10日発売)

定価(本体価格861円)

中央公論 2011年11月号

【特集】仕切り直し、日本政治

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仕切り直し、日本政治

与野党対決はもう古い
前原誠司×石破茂


リアリズム不在をお詫びします
長島昭久×吉良州司×北神圭朗


次の選挙で負ければ二度と与党には戻れない
茂木敏充×菅原一秀×秋葉賢也×司会: 後藤謙次


野田内閣は踏みとどまれるか 
北岡伸一

どじょう宰相の言語力を診断する 
東照二


文学なんて要らない!?

地球最後の日に読んでも面白いのが文学 
内田樹


小説は楽しむもの、〈生き方の指針〉ではない 
河野多惠子


語学の先にある豊かな世界を伝えたい
斎藤兆史×野崎歓


古典が大事だと言うのなら、「和本リテラシー」の回復を 
中野三敏


サンフランシスコ湾の上にも『枕草子』の月は浮かぶ 
ロバートキャンベル


●文学館〈読む営み〉へと誘う装置として
平原一良


●書 店 面白い小説を読むと「ああ、売りたい」と思う 
間室道子


ソ連崩壊後20年 資本主義は勝利したのか


自由放任主義と決別せよ
岩井克人


「歴史の終わり」こそ始まり
橋爪大三郎×大澤真幸


決戦!人間vs.コンピュータ
将棋人生、最後の大勝負
米長邦雄×梅田望夫

新・帝国主義の時代
プーチンの返り咲きは好機いまこそ北方領土返還を狙え
佐藤優

〔ルポ〕奥尻島―被災一八年目の現実
与那原恵



World Scope 世界展望


サイバー戦線異状あり[下]
―スティーブ・ジョブズからの電話
トム・レイトン×聞き手:吉成真由美


時評2011


歴代首相とメディアの関係  
牧原出

人々の利他的感情を行動に移させる工夫  
大竹文雄


SMAPを呼んで中国政府はどうしたかったんだろう  
橋本治


平成二十三年度 谷崎潤一郎賞発表
選評●池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/
堀江敏幸


文学的近況●「半島へ」を巡って
稲葉真弓


大震災後の日本から逃げる中国人、逃げない中国人
中島恵

臨床政治学 
伊藤惇夫


連載小説

一路  浅田次郎

盟約  馳星周


〈読み切り短篇〉対岸まで 諸田玲子


グラビア

新・時代を創った顔 徳田虎雄

撮影・文・井上和博


新・小説のふるさと
撮影・薈田純一


中公書廊 池田桂鳳


悪役の仮面を外せば
撮影・文・滝浦哲


連載/コラム

今月の一枚


stage 大笹吉雄


さすらいの佛教語 玄侑宗久


film 岡田秀則


人物交差点 佐々木則夫


art 住友文彦


高座舌鼓 林家正蔵


超難解クロスワードパズル


きまぐれ歴史散歩 池内紀


新聞の論点 長山靖生


歴史鑑賞 井上章一


正直者の書評 小谷野敦


Donʼt trust over 40! 武田徹


新刊この一冊 高澤秀次


著者に聞く 石巻日日新聞社


遺書、拝読 長薗安浩


説苑


編集後記


最前線ウォッチング


【お詫びと訂正】
本誌におきまして、以下の誤植がありましたことをお詫びして訂正いたします。
P103 河野多惠子氏の略歴6行目 文学功労者→文化功労者
P152 下段4行目 セオドア・ルーズベルト→フランクリン・ルーズベルト
P276 石田晴彦(57歳)京都府京都市・事務職員→永末晴成(70歳)埼玉県久喜市・無職