中央公論 2010年2月号

2010年2月号(1月10日発売)

定価(本体価格861円)

中央公論 2010年2月号

【特集】大学の敗北

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大学の敗北

〈横並び主義が学問を殺した〉
東大よ、「世間」に背を向けよ 
養老孟司


学生を路頭に迷わせた「失敗」の履歴 
小林哲夫


〈見えない将来の生活像......〉
ある若手研究者の悩み多き日常 
西田亮介


〈東大一人勝ちの弊害と、科学オンチ政治家の罪〉
地方大学は生き残れるか 
黒木登志夫


爆発の時代に大学の再定義は可能か 
吉見俊哉


外交実験―2013〜20年

やはり日本は孤児となるのか 
飯山雅史

<インタビュー>
温暖化対策で先頭を走ることが国益 
樽床伸二


安全保障で「試し」を行ってはならない 
林 芳正

日米同盟なしの未来図を描く
M・オースリン


鳩山由紀夫のSOS─民主党漂流

〈郵政"国有"化、子ども手当......〉
鳩山内閣の「二重人格政策」が日本の破局を招く
竹中平蔵

偽装献金の丈ア末と小沢の底知れぬ戦略
伊藤惇夫

〈天皇政治利用騒動で晒した"小沢"民主党の実力〉
反射神経で官僚を蹴飛ばす未熟な政治主導
御厨 貴


〈ノーベル文学賞作家対談〉
われらの生きた同時代、その文学と世界を語る
大江健三郎×ル・クレジオ


短期集中連載 厚生労働省戦記
第三回長妻に年金の解決は無理だ
舛添要一

外交迷走を招いた国家の「見取り図」の喪失
白石 隆

佐藤優の新・帝国主義の時代12
ゴルバチョフとの対話 
佐藤 優

新発見韓国外交文書が暴く「核密約」の真相
小林聡明

本の魅力をどう伝えるか
「読者目線で、本という商品を見つめることです」(松田)
松田哲夫×永江 朗

たばこ利権の打破が健康社会と財政再建につながる
松沢成文

二〇一〇年、世界中が「和解」を望む
B・クリントン


時評2010


世界政治から取り残される日本 
細谷雄一


破綻国家の開き直りにはご用心 
浜 矩子


草食系の虎について 
橋本 治


連載小説

一路
浅田次郎

棟居刑事の夜の代行人
森村誠一

オジいサン
京極夏彦


グラビア

新・時代を創った顔 大平正芳
撮影・文・井上和博


stage 文・大笹吉雄


film 文・岡田秀則


art 文・住友文彦


私の仕事場─猪瀬直樹


弘兼憲史のエネルギーを考える37


連載/コラム

今月の一枚


知的な者ほどよく笑う 早坂 隆


居酒屋の哲学 池内 紀


人物交差点 ヘルマン・ファン・ロンパイ


超難解クロスワードパズル


高座舌鼓 林家正蔵


さすらいの佛教語 玄侑宗久


世界展望 K・マブバニ


新聞の論点 長山靖生


歴史鑑賞 井上章一


正直者の書評 小谷野 敦


Donʼt trust over 40! 武田 徹


新刊この一冊 戸部良一


著者に聞く 外山滋比古


遺書、拝読 長薗安浩


説苑


編集後記

最前線ウォッチング


特別企画 Port Storyシリーズ


「ミナトと文化」10