中央公論 2021年4月号

2021年4月号(3月10日発売)

定価950円(本体価格864円)

電子版

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中央公論 2021年4月号

【特集】非常時のリーダー学 ――文明の転機に問われるもの

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【 特集 】

非常時のリーダー学
――文明の転機に問われるもの

〔対談〕
コロナ禍で3・11の反省は生かせたか
「権力行使という難問」に挑む 民主国のリーダーたち   
▼遠藤 乾×三浦瑠麗

〔対談〕
カエサルの大局観、大久保利通の独裁力......
古今東西の偉人に学ぶ 危機突破の要諦
▼御厨 貴×本村凌二

「感染防止至上主義」の有権者が政権に求めるもの
世論調査に見るコロナ下の理想のリーダー像   
▼遠藤晶久×三村憲弘×山﨑 新

ポスト工業社会と「賢い財政」
二重の危機における明日を切り拓く   
▼神野直彦

文明危機の今こそグランドデザインを
AIが示唆する「分散型」と超長期視点にみる「定常化」   
▼広井良典

民意の把握と迅速な政策立案というジレンマ
熊本県知事は「緑の流域治水」を「球磨川モデル」になしうるか
▼今井亮佑

民主党政権の原発事故対応から学んだ政治家の役割
国家の危機に命を懸けるのは誰なのか   
▼細野豪志


分科会メンバーの鳥取県知事が語る
地方には地方のコロナ対策がある   
▼平井伸治

一位台湾、二位NZ......、日本は何位?
新型コロナ対応国別ランキング   
▼高山武士


【森会長辞任、波乱のオリンピック】

会長人事の舞台裏、開催への内憂外患
橋本聖子新会長よ、IOCとは 右手で握手、左手で頰を張れ   
▼二宮清純

「自然主義の誤謬」と「わきまえない女」〔時評2021〕   
▼内田麻理香

東大の大人気「ジェンダー論」発
「森発言のどこが悪い」派も 「辞任は当然」派も必読講座   
▼瀬地山 角


東日本大震災から10年──世界の知性から日本の友人へ 
「神話」崩壊後に見せた 日本の強さと待ち受ける課題   
▼エマニュエル・トッド×聞き手:鶴原徹也

勢い増す中国の軍事的脅威
ミサイル防衛から反撃力へ──日本の戦略の見直しを   
▼北岡伸一×森 聡

香港とロシアの似て非なる"力"の行使
反対派を封じ込めたプーチン大統領の技法   
▼佐藤 優


時評2021

ワクチンと国際政治  
▼鈴木一人


死亡数減と「命の軽重」   
▼飯田泰之


連載再開

冒険の断章㉑
探検って社会の役に立ちますか?   
▼角幡唯介


好評連載

琉球切手クロニクル⑧
華やかなる守礼門の復元を   
▼与那原 恵


炎上するまくら 52
勝手にシンドバッド   
▼立川吉笑

地図記号のひみつ⑪
畑と田んぼをめぐる広大な話   
▼今尾恵介


地球行商人 
味の素 グリーンベレー③   
▼黒木 亮


連載小説

任俠楽団【第2回】   
▼今野 敏


南洋のエレアル【第2回】   
▼中路啓太

蚕の王【最終回】
▼安東能明

雪澱【第20回】
▼黒川博行


グラビア

海神の楽園④
▼撮影・文:伊勢優史

美しい城下町を訪ねて⑯
大分県臼杵市
▼撮影・篠原宏明/文・植田伊津子

闇に浮かぶ獣たち⑤
▼撮影・山下晃伸

美しき琉球切手⑧
▼文・与那原 恵


連載・コラム

ニュースの一枚

深層NEWSの核心

音楽には物語がある㉘
▼小谷野 敦


書苑周遊

新刊この一冊
▼柳澤はるか

著者に聞く
▼東 慎一郎

このマンガもすごい!
▼倉持佳代子

Book Clip