中央公論 2021年12月号
2021年12月号(11月10日発売)
定価950円(本体価格864円)
発売中
【 特集 】
土地と家と日本人
遊牧民と農耕民の世界史から振り返る
日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」
井上章一
自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス
法と歴史から読み解く日本の土地概念
松尾 弘
庶民の夢だった「マイホーム」
老々相続の現実と求められる流動化政策
平山洋介
大きく変化する若者の「家」
家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ
笠松美香
空き家・所有者不明土地問題の現在
住まいの終活をいかに進めるか
野澤千絵
〔ルポ〕
空き家大国の現場を歩く
人口流出と分断が廃屋列島を生む
葉上太郎
時評2021
岸田政権が重視する経済安全保障戦略
▼鈴木一人
コロナの2年間がつきつけるもの
▼飯田泰之
STEAM教育で教科横断は進むか?
▼内田麻理香
岸田政権の課題
衆院選直後から始まる岸田政権の正念場
「新しい資本主義」の鍵は デジタル化、シェアリング化だ
▼竹中治堅
政治的「柔術」と「くせ球」に自由と正統性で臨め
中国のCPTPP加盟申請と試される日本の外交戦略
▼渡部恒雄
権力闘争、改革への提言、そして趣味全開......
政治家本の世界 人間味あふれる書籍を味読する
▼urbansea
下院選挙に見る「ロシア型民主主義」の形
▼佐藤 優
"非"立憲的な日本人
──憲法の死文化を止めるためにすべきこと
▼境家史郎
新型コロナ最前線に立つ神奈川県知事が描く
提言 パンデミック有事新法
▼黒岩祐治
日本のデジタル化政策は必ずしも失敗ではなかった
▼村井 純
自治体DXはどこで間違うのか
踏まえるべき前提と成功のための考え方
▼山形巧哉
文教政策と省庁関係からDXとデジタル庁の今後まで
なぜ経産省は教育に乗り出したのか
▼浅野大介/聞き手:井上義和
14億人が注目する「IP」とは何か?
中国が熱狂する知的財産権ビジネスと独自のオタク文化
▼古市雅子
白鵬の14年 栄光と意図せぬ対立
▼能町みね子
好評連載
琉球切手クロニクル⑫
沖縄全逓の抵抗
▼与那原 恵
炎上するまくら60
僕たちはいかに禿げるか
▼立川吉笑
冒険の断章㉙
栗城史多という人物の転落
▼角幡唯介
地図記号のひみつ⑲
今の地図にも相模・武蔵の国境
▼今尾恵介
地球行商人
味の素 グリーンベレー【第11回】
▼黒木 亮
連載小説
任俠楽団【第10回】
▼今野 敏
雪澱【第28回】
▼黒川博行
馬上の星──小説 馬援伝 【第8回】
▼宮城谷昌光
南洋のエレアル【第10回】
▼中路啓太
グラビア
海神の楽園⑫
▼撮影・文:伊勢優史
美しい城下町を訪ねて㉔
新潟県 村上市
▼撮影:米田 渉/文:牧口じゅん
Memories 私の書斎
▼水木しげる
CLOSE-UP
▼白鵬
美しき琉球切手⑫
▼文:与那原 恵
連載・コラム
ニュースの1枚
深層NEWSの核心
音楽には物語がある㊱
▼小谷野 敦
書苑周遊
新刊この一冊
▼田島木綿子
著者に聞く
▼石井妙子
このマンガもすごい!
▼倉持佳代子
Book Clip
【特別企画】
建設現場で輝く女性たち!
大豊建設 地域を支える眼科医療 頼れるドクターたち①
▼おざさ医院