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中央公論 2022年2月号

2022年2月号(1月8日発売)

定価950円(本体価格864円)

電子版

発売予定

中央公論 2022年2月号

【特集】もがく大学 再生の道

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【 特集 】
もがく大学 再生の道

オンライン授業の活用、国際化、地方創生......
トップが語るアフターコロナの大学論   
▼花岡正樹

友人との繫がり、少人数制の"濃い"授業
大学生が今本当に望んでいることは?   
▼室橋祐貴

コロナ禍の大学保健管理
自殺率増加と遠隔診療という希望   
▼布施泰子

検討会議委員による検証と提言
大学入試改革の迷走から何を学ぶか   
▼末冨 芳

共通テスト元年、コロナ禍......
事態急変に翻弄される高校生と教員たち   
▼倉部史記


【特集】
宗教の居場所、死生観のゆくえ

〔鼎談〕
日本人は何を宗教に求めているのか
グリーフケア・科学・スピリチュアル   
▼島薗 進×大谷栄一×岡本亮輔

宗教2世問題とは何か
当事者の立場と、研究者としての立場から   
▼横道 誠

仏教・キリスト教・イスラム教 三大宗教の死生観
現代の「疎外」と古典世界への「郷愁」   
▼中村圭志

御先祖様と日本人
近現代史から見た墓と弔い   
▼問芝志保


新執筆陣》時評2022

人権外交の時代
▼井上正也

「どこでもドア」と3D空間
▼坂井豊貴

文系研究者と企業をつなぐ仕掛け
▼小川さやか


〔追悼〕中根千枝
覚悟と背中合わせの自由を生きた彼女   
▼河合香織

指導者を嗤う日本への提言
今の政治に足りぬもの義理と人情とやせ我慢   
▼松井孝治

現代中国と少数民族②
「最も漢化が進んだ少数民族」 チワン族の過去と現在   
▼安田峰俊

ソ連崩壊から30年   
米国の甘さがウクライナの危機を増幅する  
▼佐藤 優

メルケル後のドイツ政治のゆくえ
ショルツ政権の課題を問う   
▼岩間陽子


Tシャツの裾から見る時代の景色
平成のタックアウトから令和のタックインまで   
▼高畑鍬名(QTV)

コンテンツの内と外は不可分に
異世界系ウェブ小説と「透明な言葉」の時代   
▼谷川嘉浩

地球行商人 
味の素 グリーンベレー【第13回】 
▼黒木 亮


好評連載

冒険の断章㉛
正しい冒険は芸術的である
▼角幡唯介


琉球切手クロニクル⑭
沖縄に運ばれたオリンピックの聖火   
▼与那原 恵


炎上するまくら62
落語家人生は続く   
▼立川吉笑

地図記号のひみつ㉑
野砲が通れるか──これも道路記号の目安   
▼今尾恵介


連載小説

南洋のエレアル【第11回】  
▼中路啓太


任俠楽団【最終回】  
▼今野 敏


馬上の星──小説 馬援伝 【第10回】  
▼宮城谷昌光


雪澱【最終回】  
▼黒川博行


グラビア

海神の楽園⑭
▼撮影・文:伊勢優史

美しい城下町を訪ねて㉖
富山県 高岡市
▼撮影:米田 渉/文:牧口じゅん

美しき琉球切手⑭
▼文:与那原 恵

タックイン? タックアウト?
▼高畑鍬名(QTV)


連載・コラム

ニュースの1枚

深層NEWSの核心

音楽には物語がある㊳
▼小谷野 敦


書苑周遊

新刊この一冊
▼船橋洋一

著者に聞く
▼荒木優太

このマンガもすごい!
▼川勝徳重

Book Clip


【特別企画】

地域を支える士業
頼れる弁護士 カイロス総合法律事務所

2022年2月号【編集長から】

 今月号の巻頭特集は大学です。コロナ禍の2年間、各大学は智恵を絞り、さまざまな工夫をこらして学生たちに対応してきました。感染症対策として導入したリモート授業は、その活用場所を広げ、海外との新たな交流促進や、学生と教授の個別対話の増加といったメリットをもたらしました。一方で、キャンパスライフもサークル活動も制約され、孤独に苛まれた学生がたくさんいたことも事実です。「私たち大学業界はコロナに転ばされましたが、同時に多くのことを学びました。転んでもただでは起きません」。特集記事の中で早稲田大学の田中愛治総長はこう語っています。世界中で猛威をふるったパンデミックの中で、必死にもがいて切り拓いた道が、大学にとっても学生にとっても明るい未来につながっていることを願ってやみません。

 新年に相応しい話題ではありませんが、山奥にある私の父の実家の葬儀は、土葬でした。実家から棺を担ぎ、親族らが縦一列に並んで鬱蒼とした檜の山の中腹にある小さな墓まで埋葬しに行きました。「八つ墓村みたいだな」。初めて参列した中学生のときの私の印象です。同時に「土になるのか。やっぱり死ぬのは嫌だな」とも。「死」の文字を見ると今もあの埋葬の情景が浮かびます。今月号の第2特集は「宗教の居場所、死生観のゆくえ」です。

編集長:吉山一輝