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2012年6月号【編集後記】

★国の代表として、無様な姿は見せられない。ときには正攻法で渡り合い、ときにはブラフをかけ、相手を揺さぶる。一瞬の油断が命取りになる。決断力、判断力、胆力、体力......メンバー全員に高いスキルが要求される。休日に観戦した七人制ラグビー「セブンズ」の話である。

★一人のプレイヤーにかかる重圧は一五人制の比ではない。スキを見せずにスキを衝く、観る者を飽きさせない試合の連続だった。★一人にかかる重圧、責任の重さが尋常でないといえば、究極は国益をかけた交渉の場であろう。「セブンズ」と違い、勝ちさえすればいいわけではないところも難しい。今号では、誰もが逃れることのできない会議を、政治的駆け引きの観点から取り上げました。(木佐貫)

★キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦氏によれば、イランの核開発が引き金となり周辺諸国は一斉に核武装に走り出す。NPT体制なんてもはや古典に? とめどない核拡散が幕をあける。今月は特集「核をめぐる新パワーゲーム」。危うい日本の立ち位置をぜひご確認ください。★ところで同特集のため安全保障担当の首相補佐官に取材を申し込んでいた。ご本人は即快諾。ところが官邸から「許可できぬ」と突然連絡が。鳩山イラン訪問が関係していることは間違いない。★普天間空転をはじめ鳩山氏には有権者として迷惑をこうむったが、今回は実に直接的に被害を受けた気がする。(中西)