2014年3月号【編集後記】

★去年の大晦日。話題の紅白も観ず、古いカセットテープを引っ張り出し、大瀧詠一氏を独り追悼。ナイアガラ色に染まった身体で床に入ると、先に寝ていた子どもの様子がおかしい。

全身を掻きむしり、咳が止まらず、顔が真っ赤。さては、寝る前に食べた年越しそばでアレルギーを起こしたか。幸い、救急診療を受けるころには症状も軽くなり、一安心。薬を処方され病院を出ると、年が変わっていた。あきれた患者家族と一緒に新年を迎える羽目になった皆様、ただただ感謝しております。★党の希望役職アンケートに「苦労する仕事」と書き、農林部会長に起用された齋藤健氏。議員会館で久しぶりにお会いし、実際の様子を伺うと......希望は十分に叶ったようでした。(木佐貫)

★今年で7回目となる新書大賞。2013年発売の新書一覧リストを作る作業から始まったが、膨大な量に頭がクラリ。1700冊はゆうに超える。月100点以上が出ているわけだ。★開票すると、結果として大賞作品に票が集まったものの、二位以下は分散傾向が著しく、最後までどうなるかわからなかった。得点を獲得しても、上位20に含まれない作品が大量に生まれていた。それだけ多様なニーズに応える本が出ていると前向きに捉えるべきなのか。★永江朗さん、宮崎哲弥さんの対談では、昨年の新書全体を総括しています。結果だけでなく、こちらもぜひご一読ください。(杉本)