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2014年8月号【編集長から】

 こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。

 「大学教授って、何者?」と考えたことはありませんか。今月号の特集「生き残る大学教授」は、特別な資格もなく、「あの人が?」と思う人が突然なってしまうこともある大学教授の実態に迫りました。

東大総長の濱田純一さん、元阪大総長の鷲田清一さんらが大学改革との関連で語れば、関西大学東京センター長の竹内洋さん、関西学院大学教授の櫻田大造さんは昔と今では何が違うのか分析します。漫画家から学長になった竹宮惠子さんの体験談もお見逃しなく。

 中国の南シナ海進出、ロシアのクリミア編入と、今年は中露の領土拡張の動きが目立ちます。もう一つの特集「中露の膨張主義」は、これが帝国主義の再来なのかどうか、気鋭の専門家が分析しました。中でも、京大教授の中西寛さんの「帝国主義の幻影を追う国と恐れる国」は、現在の微妙な状況を言い当てています。特集とは別立てにしていますが、「ロシアメディアはウクライナをどう報道したか」は、ロシアのメディア操作の実態を赤裸々に明かします。

 さて、相撲ファンには、デーモン閣下とやくみつるさんの「どすこい対談・いつまでも語り尽くせない わしらの相撲愛」。読んでおけば、名古屋場所を何倍も楽しめることでしょう。W杯は残念な結果に終わりましたが、宇都宮徹壱さんの現地ルポでは、何が起きていたのか、舞台裏が明らかになります。

 最後にちょっとしたクイズを。「人口急減社会」に警鐘を鳴らす増田寛也さんらの「消滅市町村にならないための6のモデル」。秋田県で唯一消滅可能性市町村とならなかった自治体はどこでしょう。「『21世紀の資本論』が米国で読まれる理由」。この経済学書は米国で大変売れているのですが、アマゾンでは何位になったでしょう。答えは本誌で。一部のネット書店でも購入できます。