中公新書ラクレ 3月下旬&4月上旬 新刊情報 『鳥取力』『東京を捨てる』『ニッポン 未完の民主主義』

3月下旬、4月上旬の新刊が発売中。今月は3冊です。

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鳥取力  新型コロナに挑む小さな県の奮闘』
著:平井伸治

鳥取県は、日本で最も小さな県である。中国地方の片田舎としか認識されず、企業誘致を提案しても苦笑いされた。しかし大震災と新型コロナ感染拡大により時代の空気と価値観が変わった。鳥取を魅力的な場所と思ってらえるようになった。新型コロナ感染症対策では、ドライブスルーのPCR検査を導入し独自の施策を展開。クラスター対策条例なども施行し感染者が一番少ない県となった。本書では、小さな県の大きな戦いを徹底紹介する。

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東京を捨てる  コロナ移住のリアル』
著:澤田晃宏

コロナ下で地方移住への関心が高まっている。コロナ流行後に東京から兵庫県淡路島に移住した著者が、コロナ移住者や移住支援機関、人気自治体を訪ね歩き、コロナ下の人の動きを徹底取材。注目を集める地域おこし協力隊や新規就農の実態もレポートする。田舎の生活費や補助金情報、空き家の探し方から中古車の選び方まで、地方移住に関する実用的な情報を網羅し、ガイドブックとしても読める1冊だ。

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ニッポン 未完の民主主義  世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点』
著:池上彰/佐藤優

首相交代は「禅譲」、コロナ禍の責任を専門家に押し付け、日本学術会議の会員任命拒否の説明は支離滅裂......。大丈夫か、この国は。これじゃまるで、〝未開国〟。それもそのはず。なぜなら、戦後、ニッポンの民主主義は、世界の潮流をよそに独自の生態系に「進化」してきたのだから......。なぜ、検察を正義と誤認するのか。なぜ、「右」から「左」まで天皇制を自明のものとするるのか。世界も驚く日本型民主主義の不思議を徹底分析。

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以上となります。書店さん店頭にてぜひお手に取ってご覧ください。

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