『すごい植物最強図鑑』『コボちゃん傑作選』『ふたごパンダのこころコロコロ』...、「中公らしくない」本をつくり続ける担当編集者が、「らしさ」の謎を語る!!

あの本が売れてるワケ 若手営業社員が探ってみた

調べていくうちに見えてきたある編集者の影...。その正体やいかに!?

そんなわけで中央公論新社という会社は、やはり「お堅いまじめな」会社なのであります。

と、結論付けるのはまだ早い!!

営業部員の性として、ためしに中公新書歴代売り上げベストはどうなんだろう?と思って調べてみました。結果は...?

 

1位『理科系の作文技術

2位『「超」整理法

3位『ゾウの時間ネズミの時間

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アレッ!なんだか様子が違いますね。実用書、実用書、おもしろタイトル、という結果に。

片付けに対し「不真面目」な私は昔『「超」整理法』にはお世話になりましたし、まじめ一辺倒なものじゃないものもすごいぞ!!と思っていたら、こんなものもありました。

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漫画になってる!!しかもとっても売れていて、『まんがでわかる理科系の作文技術』はなんと2018年発売なのに今月も重版予定。ロングセラーだ!すげ~!

...と、調べていくうちに重要な事実に気がつきました。『植物最強図鑑』『コボちゃん』『パンダ』「まんがでわかるシリーズ」、これらを作ったのが、全部同じ編集者なんです!!

 

というわけで、早速お話を聞いてきました。

齊藤さんは入社18年目、三児の母で、現在はノンフィクション編集部に所属されています。毎週とにかくたくさんの企画アイデアを出してらっしゃる方ですが、果たして齊藤さんが尖っているだけなのか...。「中公っぽさ」の謎に迫ります!!

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