中央公論ダイジェスト

中央公論ダイジェストとは?

創刊130年を超える日本最長寿の月刊総合誌『中央公論』。その毎月の特集記事を中心に、電子書籍化したものが中央公論ダイジェスト(旧称・中央公論Digital Digest〔中公DD〕)です。「特集だけを読みたい」「電子端末で安価に気軽に利用したい」というご要望に応えました。第一級の知識人、論者の分析や提言を、インタビューや対談形式等でわかりやすくお届けします。

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

病と生きる

大竹文雄/笠井信輔/鈴木大介/鎌田 實/澁谷智子/小林武彦/垣添忠生/大島理森 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/9/20

●〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理
治療と仕事を両立するには
大竹文雄×笠井信輔

●高次脳機能障害の当事者として
脳が壊れた僕のできること、できないこと
鈴木大介

●主治医には名医ではなく良医を
人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく
鎌田 實

●ヤングケアラー対策でなお残る課題
「時間の再編」に対応した正規労働の改革を
澁谷智子

●過度な長寿化がもたらした副産物
老いて病む人間、ピンピンコロリの動物
小林武彦

●〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望
がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある
垣添忠生×大島理森

コンサルの光と闇

冨山和彦/メン獄/各務茂夫 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/9/20

●なぜ必要とされ、なにが足りないのか
冨山和彦

●「会社のお医者さん」の喜怒哀楽とやりがい
メン獄

●東大生はなぜ起業を目指すのか
シン・エリート層のキャリア観の変化
各務茂夫

戦争が変える世界秩序

細谷雄一/板橋拓己/北岡伸一/水鳥真美/村田晃嗣/三船恵美/武内進一/山本昭宏/高橋杉雄 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/8/20

●〔対談〕ポスト冷戦期の転換点と「柔らかく分断された平和」
細谷雄一×板橋拓己

●〔対談〕危機に立つ国連と多国間主義
日本は安保理改革の旗手になれ
北岡伸一×水鳥真美

●「21世紀のマーシャル・プラン」はなるか
歴史のアナロジーで考えるアメリカの限界と底力
村田晃嗣

●勢力圏からアメリカを排し世界の中央をめざす中国
三船恵美

●急成長のアフリカが求める国際関係
平和への鍵握るグローバル・サウス
武内進一

●変質する日本の平和主義
戦争への想像力をいかに補うか
山本昭宏

●軍事専門家がメディアで語り続ける理由
戦争を防ぐために軍事の常識を知ってほしい
高橋杉雄

信仰なき時代の仏教

山折哲雄/戸松義晴/矢澤澄道/片岡妙晶 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/8/20

●安心の岸辺は残されているのか
山折哲雄

●ケアラーズカフェ、フードパントリー、災害時の避難場所......
思いをかたちに――時代に合った社会貢献
戸松義晴

●『月刊住職』を作って49年
日本のお寺はなくならない
矢澤澄道

●1995年生まれの女性僧侶が語る
生きづらい現代にこそ知りたい親鸞の教え
片岡妙晶

維新の正体

待鳥聡史/善教将大/藤田文武/松本創/谷口真由美/山本健太郎/濱本真輔/井上章一/森山裕著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/7/20

●政党は経営する時代
巨大与党と戦う武器はベンチャー精神
藤田文武

●維新の組織風土と候補者集めの実情
松本 創

●大阪のおばちゃんが惨敗した理由
谷口真由美

●戦後日本政治の中の第三極政党
山本健太郎

●新党成立と多党化を促す
政党助成という制度
濱本真輔

●「お笑い」と維新の会に共通するもの
「コストカット」が生んだ大阪の政治風土
井上章一

●与党のキーパーソンが語る
自民党の強み、野党との向き合い方
森山 裕

社交の復権

苅部直/髙木裕貴/河原純一郎/谷口功一/東畑開人/大木亜希子 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/7/20

●〔対談〕よき飲み会の思想
人づきあいの変遷を読み解く
苅部 直×髙木裕貴

●マスク顔の心理学
河原純一郎

●夜のインフラ、ラウンジとスナックの現在
谷口功一

●〔対談〕「文学の場所」が失われた現代
ゆるいつながりという処方箋
東畑開人×大木亜希子

安倍晋三のいない保守

小池百合子/石破茂/谷垣禎一/塩崎恭久/片山杜秀/三浦まり/福永文夫/井上正也 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/6/20

●私はジョーカーではなく、ハートのエース
「粘着質の保守」を女性が変える
小池百合子
●憲法と安全保障をめぐり安倍氏と決裂
「敵」と見なされても発言し続ける
石破 茂
●総裁を託した彼のこと
「対立の岸」と「融和の池田」 一人二役をめざしていた
谷垣禎一
●二人の友を喪って
安倍晋三さんと坂本龍一君のこと
塩崎恭久
●「保守」の現在地
「国体護持」から「中今」へ
片山杜秀
●解消しないジェンダー・ギャップ
外交戦略だった「女性活躍」
三浦まり
●〔対談〕保守本流とは何か
清和会・宏池会の軌跡と派閥政治のこれから
福永文夫×井上正也

AI時代のことば力

若松英輔/今井むつみ/高野秀行/伊藤雄馬/角悠介 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/6/20

●沈黙のすすめ
好奇心を疑い、問う力を養う
若松英輔
●言語習得に見る知性の本質
オノマトペ・記号接地・ChatGPT
今井むつみ
●〔対談〕「親しくなるための言語」はITでまかなえない
辺境で見つけた本物の語学力
高野秀行×伊藤雄馬
●流浪の民ロマから学ぶもの
機械の間違い、人間の間違い
角 悠介

東京再膨張

増田寛也/砂原庸介/天野馨南子/濱口桂一郎/岡崎武志/速水健朗/田中輝美/外山薫/藤津亮太/宮下悠樹 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/5/22

●〔対談〕「地方消滅」予測から10年 コロナ後の首都圏回帰
いかに人を動かすか
増田寛也×砂原庸介
●女性がリードする地方からの人口流出
正規雇用の拡大が課題
天野馨南子
●問われる日本型雇用と労働観
テレワークは広がるのか
濱口桂一郎
●〔対談〕上京物語の変遷
住まい・文化・交通をめぐって
岡崎武志×速水健朗
●人の奪い合いから分かち合いへ
「関係人口」という選択肢
田中輝美
●「タワマン文学」の旗手に聞く
湾岸のタワマンに住む地方出身者の悲哀
外山 薫
●アニメはいかに首都と地方を描いたのか
ジブリ作品から「聖地巡礼」まで
藤津亮太
●大地震後も「社会増」、北海道の小さな町の挑戦
宮下悠樹

ノンフィクションの未来

武田徹/石戸諭/川内有緒/瀬尾傑/宮坂学/ジェレミー・ウールズィー 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/5/22

●〔対談〕当事者の声があふれる時代に、「物語」にできること
武田 徹×石戸 諭

●自由な時代の作家業
素人視点から書く勇気
川内有緒

●エコシステムをどう築くか
カギは「届け方」のアップデートにあり
瀬尾 傑×宮坂 学

●忘れられたジャーナリスト
山川暁夫と『現代の眼』
ジェレミー・ウールズィー

官僚の没落

河野太郎/本誌編集部/牧原出/中村宗悦/大石学/北村亘/嶋田博子/小川淳也/千正康裕 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2023/4/20

◆国家公務員制度担当大臣インタビュー
お役所を良くするのも政治の仕事
人材・やりがい・多様性▼河野太郎

◆データで見るエリート学生の進路事情▼本誌編集部

◆安倍元首相退陣後も漂い続ける「首相の意向」
官邸官僚が生み出した「無責任体制」▼牧原 出

◆敗戦で経済官僚たちは変わったのか
今もさまよう統制の亡霊▼中村宗悦

◆〔対談〕江戸の役人、令和の官吏
「現代の大岡越前」は現れるのか▼大石 学×北村 亘

◆米英独仏との比較から浮かび上がるもの
家臣型・無定量・人事一任の日本型は持続可能か▼嶋田博子

◆〔対談〕元キャリア官僚から見る破綻と回復への道筋
霞が関再生は国会改革から始まる▼小川淳也×千正康裕

日常化する心の病

尾久守侑/中元日芽香/櫛原克哉/末木新/東畑開人/斎藤幸平 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2023/4/20

●〔対談〕現代社会に生きるしんどさ
「推す」心理、「推される」心理の向こう側
尾久守侑×中元日芽香

●診断の普及で救われる人、救われない人
繁茂するメンタルクリニック
櫛原克哉

●ネットが拓く新たな自殺対策とその課題
「死にたい」の可視化で生じた変化
末木 新

●〔対談〕臨床心理学とマルクスの分断
心をケアし、社会を良くする第一歩
東畑開人×斎藤幸平