
中央公論ダイジェスト
中央公論ダイジェストとは?
創刊130年を超える日本最長寿の月刊総合誌『中央公論』。その毎月の特集記事を中心に、電子書籍化したものが中央公論ダイジェスト(旧称・中央公論Digital Digest〔中公DD〕)です。「特集だけを読みたい」「電子端末で安価に気軽に利用したい」というご要望に応えました。第一級の知識人、論者の分析や提言を、インタビューや対談形式等でわかりやすくお届けします。


老いと喪失 死と向き合う思想
小林武彦/入不二基義/斎藤哲也/山田慎也/末井昭/オバタカズユキ/六車由実/増本康平 著
(目次より)
●社会が決める人間の寿命
利己的な生と公共的な死
小林武彦
●老いと死の哲学的文法
入不二基義/聞き手:斎藤哲也
●効率化により変わりゆく葬送儀礼
死を社会的に受け止める意味を考える
山田慎也
●思い出に浸るときが愛おしい
長寿の秘訣はおばさんに学んだ
末井 昭/聞き手:オバタカズユキ
●死と向き合うことの哀しみと希望
デイサービスという介護現場で
六車由実
●記憶の衰えと付き合うために
SOC理論の考え方とは
増本康平






読書の役割、教養のゆくえ
山形浩生/井上智洋/橘玲/レジー/山本多津也/速水健朗/鴇田義晴/けんご 著
◆〔対談〕市場・AI・資本主義
書籍から照らす日本の経済社会▼山形浩生×井上智洋
◆進化論がもたらす「知のパラダイム転換」
自然科学は人文・社会科学を吞み込むのか▼橘 玲
◆ビジネスに役立ち、成功へつながる──!?
ファスト教養は何をもたらすのか▼レジー
◆読書会という試み
人生100年時代の問いとコミュニティ▼山本多津也
◆なぜ批評は嫌われるのか
「一億総評論家」の先に生じた事態とは▼速水健朗
◆A5判ムックに刻印された90年代
雑誌が「時代を映す鏡」だった時代▼鴇田義晴
◆勉強をしてこなかった僕が考える教養
心のゆとりを得るために小説を読む▼けんご



格差と出自の研究
森雅子/阿部彩/大空幸星/土井隆義/飯田泰之/鈴木洋仁 著
(目次より)
●〔対談〕貧困の連鎖を断ち切る 子ども支援こそが日本再興の鍵
森 雅子×阿部 彩
●眉を顰める流行語で片づけてはいけない
絶望した若者たちの救いの言葉「親ガチャ」
大空幸星
●平坦な戦場で僕らが生き延びること
社会的孤立と関係格差の最前線
土井隆義
●〔匿名座談会〕学校教師という最後の守り神
高校教師3名
●日本に横たわる格差と格差〝感〞
いま求められる「再分配」は何か?
飯田泰之
●世襲はツラいよ?
政治家と皇族に見る選択の自由
鈴木洋仁
