中央公論ダイジェスト

中央公論ダイジェストとは?

創刊130年を超える日本最長寿の月刊総合誌『中央公論』。その毎月の特集記事を中心に、電子書籍化したものが中央公論ダイジェスト(旧称・中央公論Digital Digest〔中公DD〕)です。「特集だけを読みたい」「電子端末で安価に気軽に利用したい」というご要望に応えました。第一級の知識人、論者の分析や提言を、インタビューや対談形式等でわかりやすくお届けします。

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

バラエティが映すテレビの現在地

松山秀明/西澤千央/寺西ジャジューカ 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/10/18

●「仕切り役不在」の言論空間
キャスターよどこへ行く
松山秀明

●「アメトーーク!」から「あちこちオードリー」「有吉の壁」まで
ひな壇というシステムは何をもたらしたのか
西澤千央

●テレビだけでなくラジオやネットへと越境
令和4年の佐久間宣行
寺西ジャジューカ

非・保守という選択肢

宇野重規/中北浩爾/大井赤亥/斎藤幸平/佐藤優/近藤康史/宮地隆廣/小峰ひずみ 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/9/21

●〔対談〕膨張する与党、棄権する有権者......
野党再生に足りないイズムと強さ
宇野重規×中北浩爾

●1993年体制と「3・2・1の法則」
政治的選択肢の健全な拮抗のために
大井赤亥

●〔対談〕いま、『資本論』をひもとく意味
資本主義が倒れるか、先に地球が潰れるか
斎藤幸平×佐藤 優

●欧州の社会民主主義勢力が直面する課題
四つの圧力、二つのジレンマ
近藤康史

●2000年代ラテンアメリカの政治潮流
「ピンクタイド」は今どこへ
宮地隆廣

●平成世代が描く左翼像
エンパワーメントによる新しい連帯のかたち
小峰ひずみ

人生後半戦の作法

弘兼憲史/楠木新/藤谷千明/中野長武 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/9/21

●〔対談〕人生の仕上げ」の秘訣を語る
60歳からは身軽で新しい自分へ
弘兼憲史×楠木 新

●好奇心で動画やSNSを駆使
変わりゆくシニア女性のライフスタイル
藤谷千明

●「職業日記シリーズ」快進撃の内幕
高齢読者の心をつかむ企画の原点
中野長武/聞き手:urbansea

安倍政治が遺したもの

菅義偉/森喜朗/佐伯啓思/清水唯一朗/細谷雄一/飯田泰之/北村滋 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/8/22

●「趣味は安倍晋三」 支えた22年間 私にとってあこがれだった
菅 義偉/聞き手:川嶋三恵子

●自民党最大派閥の長老の確信
あうんの呼吸で「3期目」に備え
森 喜朗/聞き手:望月公一

●保守の矛盾を体現した政治家
佐伯啓思

●原敬暗殺との対比から見えるもの
対立のデモクラシーから対話の民主主義へ
清水唯一朗

●「宰相安倍晋三論」
吉田ドクトリンに代わる新外交路線を築く
細谷雄一

●道半ばのアベノミクス その経緯と未来
飯田泰之

●「生涯の秘書官」が見た安倍総理
滋政治理念と勝負勘 ドゴールに匹敵する存在だった
北村 滋

現代戦の洗練と野蛮

土屋大洋/鈴木一人/青木節子/白鳥潤一郎/黒井文太郎/佐藤文香/武井彩佳/倉橋耕平 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/8/22

●〔対談〕サイバーや宇宙利用は手段 戦いを決する量・質・外交
土屋大洋 鈴木一人

●衛星をめぐる攻防の舞台
戦場としての宇宙
青木節子

●改めて問われる「資源小国」日本の覚悟
白鳥潤一郎

●ウクライナでも暗躍する民間軍事会社の実態
黒井文太郎

●「女性兵士」は何を求められているのか
佐藤文香

●〔対談〕国内外の潮流を考える
歴史修正主義と現代社会
武井彩佳 倉橋耕平

大東亜共栄圏の残影

武田知己/石原俊/平山周吉 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/8/22

●東亜新秩序から大東亜共栄圏、そして戦後秩序へ
近代日本のアジア新秩序構想をたどる
武田知己

●帝国解体がもたらした悲劇
忘れられた「南方」の戦時と戦後
石原 俊

●清沢洌、石橋湛山、石原莞爾......
戦時下の言語空間を拘束したもの
平山周吉

軋む中国 実力と虚像

川島真/小泉悠/阿南友亮/西村友作/周克成/西村晋/野嶋剛/マイルズ・ユー 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/7/19

(目次より)
●〔対談〕習近平はプーチンから何を学ぶか
台湾統一の夢は不変 対米国のカードにロシアも利用
川島 真 小泉 悠

●人民解放軍の戦力解剖
膨脹海軍 実戦は未知数 高まる偶発的衝突の危険
阿南友亮

●コロナ再燃で高まる地方財政リスク
西村友作

●海外に移住する中国人
言論統制に失望 北京ではもう暮らせない
周克成/聞き手:竹内誠一郎

●末端を支える自治組織と中共党員
徹底した封鎖管理を可能とした「基層」を読み解く
西村 晋

●動揺する民意のゆくえ
台湾人は徹底抗戦するのか
野嶋 剛

●トランプ政権のブレーンに聞く
大統領が交代しても対中強硬は不変
マイルズ・ユー/聞き手:蒔田一彦

ウクライナ戦争に翻弄される世界

長有紀枝/岩下明裕/上田洋子 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/7/19

(目次より)
●今こそ日本主導で人道外交を
難民危機で試される人間の安全保障
長 有紀枝

●国際秩序を作り替えようとするロシア
「ポスト冷戦期」の終焉と日本の危機
岩下明裕

●キャンセル・『指輪物語』・反体制
ロシア兵は悪の鬼「オーク」なのか
上田洋子

帝国の復活 覇権主義の亡霊

加藤聖文/君塚直隆/池田嘉郎/岡本隆司/石川敬史/芝健介/小笠原弘幸/水嶋一憲/架神恭介/辰巳一世/脇雄太郎 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/6/22

ロシアのウクライナ侵攻、中国の膨張、対抗するアメリカ......
「帝国」の記憶が薄れゆく21世紀に覇権主義の影がちらつく。
これは単なるバックラッシュなのか、それとも新しい帝国の時代が始まるのか。
かつて世界史を動かした帝国を問い直し、混沌とした現在を考える
(『中央公論』2022年7月号特集の電子化)

出口なきウクライナ戦争

佐々江賢一郎/エマニュエル・トッド/音好宏/神余隆博 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/6/22

(目次より)
●元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓
「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を
佐々江賢一郎

●世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時
エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也

●変容する戦争報道
ウクライナ報道と日本のテレビ
音 好宏

●ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか
国連安保理改革の方向性
神余隆博

老いと喪失 死と向き合う思想

小林武彦/入不二基義/斎藤哲也/山田慎也/末井昭/オバタカズユキ/六車由実/増本康平 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/5/19

(目次より)
●社会が決める人間の寿命
利己的な生と公共的な死
小林武彦

●老いと死の哲学的文法
入不二基義/聞き手:斎藤哲也

●効率化により変わりゆく葬送儀礼
死を社会的に受け止める意味を考える
山田慎也

●思い出に浸るときが愛おしい
長寿の秘訣はおばさんに学んだ
末井 昭/聞き手:オバタカズユキ

●死と向き合うことの哀しみと希望
デイサービスという介護現場で
六車由実

●記憶の衰えと付き合うために
SOC理論の考え方とは
増本康平

ロシアの暴挙 揺らぐ秩序

渡辺靖/横田増生/飯田泰之/阿古智子/ダダバエフ・ティムール/園田茂人 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/5/19

(目次より)
●〔対談〕トランプは再臨するのか?
ウクライナ侵攻で揺れるアメリカ社会の行く末
渡辺 靖×横田増生

●ウクライナ情勢以上のリスクとして
円高待望論が招く危機
飯田泰之

●戦争から得られる教訓
中国との情報戦に打ち勝つべし
阿古智子

●中央アジアの苦悩
国連決議と国民感情の狭間で
ダダバエフ・ティムール/園田茂人