中央公論ダイジェスト

中央公論ダイジェストとは?

創刊130年を超える日本最長寿の月刊総合誌『中央公論』。その毎月の特集記事を中心に、電子書籍化したものが中央公論ダイジェスト(旧称・中央公論Digital Digest〔中公DD〕)です。「特集だけを読みたい」「電子端末で安価に気軽に利用したい」というご要望に応えました。第一級の知識人、論者の分析や提言を、インタビューや対談形式等でわかりやすくお届けします。

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

プーチン暴走 世界の悪夢

細谷雄一/廣瀬陽子/保坂三四郎/佐橋亮 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/4/19

●ウクライナ戦争と国際秩序の将来
ゼレンスキーはチャーチルになれるか
細谷雄一

●ロシアが仕掛ける 「ハイブリッド戦争」
廣瀬陽子

●プーチン・ロシアでクーデターは起こるか?
「国家の中の国家」FSBによる浸透・統治とは
保坂三四郎

●躊躇うアメリカ、窺う中国
「不信に支配された時代」に求められる自由主義の連帯
佐橋 亮

正義と悪意の境界線

森本あんり/武田徹/住吉雅美/ベンジャミン・クリッツァー/河野有理 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/4/19

●〔対談〕乱発するキャンセル 今必要な「謝罪」と「許し」
森本あんり 武田 徹

●匿名性の鎧を纏った「正義の戦士」がゆく
住吉雅美

●世界で燃え広がるキャンセル・カルチャー
日米の事例から考える現代版「私刑」の功と罪
ベンジャミン・クリッツァー

●キャンセル・カルチャーと欺瞞的「寛容」の時代に
逆説的「不寛容」のすすめ
河野有理

オカルト・ニッポン

大道晴香/大尾侑子/オリオン・クラウタウ/鏡リュウジ 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/4/19

●触れ得ない存在となった現代のイタコ
失われた「死者の声を聞く日常」
大道晴香

●魔術研究とエロトロジー
戦前昭和のインテリとオカルティズムの交差
大尾侑子

●ノストラダムスから聖徳太子へ
五島勉による終末論の行方
オリオン・クラウタウ

●人と世界を把握する営みはどこへ向かうか
占いとスピリチュアリティが滲む社会
鏡リュウジ

読書の役割、教養のゆくえ

山形浩生/井上智洋/橘玲/レジー/山本多津也/速水健朗/鴇田義晴/けんご 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/3/18

◆〔対談〕市場・AI・資本主義
書籍から照らす日本の経済社会▼山形浩生×井上智洋

◆進化論がもたらす「知のパラダイム転換」
自然科学は人文・社会科学を吞み込むのか▼橘 玲

◆ビジネスに役立ち、成功へつながる──!?
ファスト教養は何をもたらすのか▼レジー

◆読書会という試み
人生100年時代の問いとコミュニティ▼山本多津也

◆なぜ批評は嫌われるのか
「一億総評論家」の先に生じた事態とは▼速水健朗

◆A5判ムックに刻印された90年代
雑誌が「時代を映す鏡」だった時代▼鴇田義晴

◆勉強をしてこなかった僕が考える教養
心のゆとりを得るために小説を読む▼けんご

炎上するまくら〈2021〉やけど注意報

立川吉笑 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/3/18

『中央公論』の人気連載コラム、落語家・立川吉笑さんの「炎上するまくら」を2021年1月号から12月号まで12回分収録。

平時と有事の分水嶺

御厨貴/鈴木一人/松川るい/河野克俊/鈴木亘 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/3/18

◆〔鼎談〕東日本大震災、コロナ禍、安全保障 もはや「想定外」ではすまされない
「危機対応」への喫緊の課題▼御厨 貴×鈴木一人×松川るい

◆前統合幕僚長に聞く 緊迫する東アジアの安保環境
「最悪の事態」を想定して万全の体制を整えよ▼河野克俊

◆パンデミックへの対応を阻む4つの問題点
医療崩壊の原因を「国会事故調」で総括せよ▼鈴木 亘

格差と出自の研究

森雅子/阿部彩/大空幸星/土井隆義/飯田泰之/鈴木洋仁 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/2/20

(目次より)
●〔対談〕貧困の連鎖を断ち切る 子ども支援こそが日本再興の鍵
森 雅子×阿部 彩

●眉を顰める流行語で片づけてはいけない
絶望した若者たちの救いの言葉「親ガチャ」
大空幸星

●平坦な戦場で僕らが生き延びること
社会的孤立と関係格差の最前線
土井隆義

●〔匿名座談会〕学校教師という最後の守り神
高校教師3名

●日本に横たわる格差と格差〝感〞
いま求められる「再分配」は何か?
飯田泰之

●世襲はツラいよ?
政治家と皇族に見る選択の自由
鈴木洋仁

もがく大学 再生の道

花岡正樹/室橋祐貴/布施泰子/末冨芳/倉部史記 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2022/1/21

(目次より)
●オンライン授業の活用、国際化、地方創生......
トップが語るアフターコロナの大学論
花岡正樹

●友人との繫がり、少人数制の"濃い"授業
大学生が今本当に望んでいることは?
室橋祐貴

●コロナ禍の大学保健管理
自殺率増加と遠隔診療という希望
布施泰子

●検討会議委員による検証と提言
大学入試改革の迷走から何を学ぶか
末冨 芳

●共通テスト元年、コロナ禍......
事態急変に翻弄される高校生と教員たち
倉部史記

宗教の居場所、死生観のゆくえ

島薗進/大谷栄一/岡本亮輔/横道誠/中村圭志/問芝志保 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2022/1/21

(目次より)
●〔鼎談〕日本人は何を宗教に求めているのか
グリーフケア・科学・スピリチュアル
島薗 進×大谷栄一×岡本亮輔

●宗教2世問題とは何か
当事者の立場と、研究者としての立場から
横道 誠

●仏教・キリスト教・イスラム教 三大宗教の死生観
現代の「疎外」と古典世界への「郷愁」
中村圭志

●御先祖様と日本人
近現代史から見た墓と弔い
問芝志保

謀略と昭和史

小谷賢/前田啓介/小山俊樹/及川琢英/福家崇洋/藤田俊/武田珂代子/永岡崇 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2021/12/24

(目次より)
●昭和の弱点、令和の課題
日本のインテリジェンスの過去と現在
小谷 賢

●特務機関とは何だったのか
情報収集と工作を担った彼らの蹉跌
前田啓介

●近代日本の謀略と機密費
小山俊樹

●知られざる関東軍の実像
及川琢英

●満洲事変と十月事件
昭和史ダークサイドの淵源として
福家崇洋

●大正・昭和初期の陸軍と大衆・社会
総力戦時代の到来から娯楽を介した軍民接近へ
藤田 俊

●戦時諜報活動と翻訳が交わる時
日本海軍「甲事件」「乙事件」と米日系二世語学兵
武田珂代子

●宗教弾圧と「聖戦」
殉教ロマンを超えて
永岡 崇

自公の正念場 野党の修羅場

大島理森/松井孝治/山口那津男/佐藤優/砂原庸介/善教将大/山本健太郎/井上智洋/飯尾潤 著

希望小売価格:220円(10%税込)
配信開始日:2021/12/24

(目次より)
●〔対談〕衆院選の総括と求められる国会改革
「聞く」岸田首相は参院選後に動き出す
大島理森×松井孝治

●〔対談〕国民は「混乱」を避け「安定」を求めた
公明党が「勝ち」共産党が「負けた」理由
山口那津男×佐藤 優

●〔対談〕消極的支持で躍進した日本維新の会
砂原庸介×善教将大

●「野党共闘」の功と罪
スタートに立つだけで精一杯だった立憲民主党
山本健太郎

●キシダノミクスが目指すべき道
「新しい資本主義」とこれからの経済政策
井上智洋

●熱気なき総選挙と日本政治の屈曲点
飯尾 潤

土地と家と日本人

井上章一/松尾弘/平山洋介/笠松美香/野澤千絵/葉上太郎 著

希望小売価格:330円(10%税込)
配信開始日:2021/11/18

(目次より)
●遊牧民と農耕民の世界史から振り返る
日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」
井上章一

●自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス
法と歴史から読み解く日本の土地概念
松尾 弘

●庶民の夢だった「マイホーム」
老々相続の現実と求められる流動化政策
平山洋介

●大きく変化する若者の「家」
家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ
笠松美香

●空き家・所有者不明土地問題の現在
住まいの終活をいかに進めるか
野澤千絵

●〔ルポ〕空き家大国の現場を歩く
人口流出と分断が廃屋列島を生む
葉上太郎