
2015年10月号【編集長から】
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 今月はまず、誌面刷新のお知らせです。10月号から「文字を大きく、読みやすく」誌面を刷新しました。パソコンやスマホを毎日何時間も使う方が増え、老眼鏡世代ばか...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 今月はまず、誌面刷新のお知らせです。10月号から「文字を大きく、読みやすく」誌面を刷新しました。パソコンやスマホを毎日何時間も使う方が増え、老眼鏡世代ばか...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 それにしても、暑いですね。信号待ちをしているだけで、汗が噴き出ます。汗をぬぐいながら、70年前の夏もこんなに暑かったのだろうかと思いを馳せます。今夏の「...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 先月号の緊急特集「2025年 東京圏介護破綻」で取り上げた日本創成会議の増田リポート第2弾が、特に地方で波紋を広げています。リポートは1都3県の連携強化な...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 先週の新聞各紙1面には、「2025年の東京圏 介護施設13万人分不足」「地方移住を提言」などと、日本創成会議の提言をめぐる報道があふれました。「地方消滅...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 書店を覗くと、ピケティの「21世紀の資本」ブームは早くも冷めた感がありますが、どっこい「格差本」は今も人気のようです。ただ、格差の要因を金銭面ばかりに求...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 先日、桜を観に京都へ行ってきました。醍醐寺から蹴上インクライン(傾斜鉄道)、京都御所、祇園白川、八坂神社・円山公園と回りながら、桜がなぜかくも日本人の心...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 フランスの経済学者、トマ・ピケティの「21世紀の資本」が、米国に続いて日本でも大きな反響を呼んでいます。「アベノミクスは格差拡大をもたらす」。国会でも野...
こんにちは、中央公論編集長の安部順一です。 仏週刊誌「シャルリ・エブド」襲撃事件、イスラム教過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件と、2015年は血なまぐさいテロで幕を開けました。もはや日本...
あけましておめでとうございます。中央公論編集長の安部順一です。編集部員一同、今年も日々研鑽を重ね、ジャーナリスティックな論壇誌をお届けしていきたいと考えていますので、よろしくお引き立てをお願いいたし...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 総選挙さなかの発売となった今月号の特集は、「アベノミクス総選挙! 2015年を読む」です。総選挙の焦点である政治のあり方を街鳥聡史さん、アベノミクスを早...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 「あなたの雇用、明日はあるか」との特集を組んだのは、2012年12月号でした。それから、わずか2年。一転して、「人手不足」の時代に入ったそうです。 もっ...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 メディアはどうあるべきか、深く考えさせられた夏でした。朝日新聞が一連の慰安婦報道の一部を取り消し、福島第一原発事故を巡る「吉田調書」を撤回した問題です。特...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 9月3日の内閣改造で、安倍政権の支持率が再び上向き始めました。さらに、拉致交渉でも月内には幾ばくかの進展がありそうです。いわば、安倍政権に上昇気流という...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 猛暑の8月を迎えました。8月というと、まずは「夏休み」を連想する人が多いかも知れませんが、一方で、月遅れのお盆、終戦記念日と続く「鎮魂」のときでもありま...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 「大学教授って、何者?」と考えたことはありませんか。今月号の特集「生き残る大学教授」は、特別な資格もなく、「あの人が?」と思う人が突然なってしまうことも...
こんにちは。中央公論編集長の安部順一です。 今月号の最大のお奨めは、復興大臣政務官の小泉進次郎さんが登場する緊急鼎談「人口急減社会への処方箋」です。先月号の緊急特集「消滅する市町村523 全リスト...
初めまして。今月号から編集長を務めます安部順一です。これからは、このホームページで毎号、編集長お奨めの記事をご紹介していきたいと思います。 さて、5月9日の朝刊では、新聞各紙が1面で「2040年には...
★圧倒的な力を背景に、他国領内の一部地域を占領、併合。支持率が八〇%を超え、"帝国主義的"振る舞いを続けるプーチン大統領の首に誰も鈴をつけられないのが国際社会の現状です。 ロシア同様、強権政治で国内外...
★「平安楽土」を連載中だった作家の山本兼一さんが二月十三日にお亡くなりになりました。昨年秋にいただいた葉書には、「若き青年官僚を主人公として、国家とは何かという大問題に愚直に迫ってみるつもりです」とあ...
★去年の大晦日。話題の紅白も観ず、古いカセットテープを引っ張り出し、大瀧詠一氏を独り追悼。ナイアガラ色に染まった身体で床に入ると、先に寝ていた子どもの様子がおかしい。 全身を掻きむしり、咳が止まらず、...
★二〇一三年の「今年の漢字」に選ばれたのは「輪」でした。年末、部員たちに「今年の自分を漢字一字で表したら」と聞くと、返ってきた答えは「惑」「転」「拍」「変」「違」。 「拍」とか「違」って、一体何があっ...
★門脇神父と加賀先生の対談のために上智大学を訪れたのは11月半ば。創立百周年を迎え、またザビエルウイークを控え、活気に満ちたキャンパスの一角に、その静謐な空間はあった。クルトゥルハイム聖堂。 玄関脇に...
★「昭和三十四年九月二十六日、この日潮岬西方より紀伊半島に上陸した......いわゆる伊勢湾台風がこれである」。山口百恵主演のテレビドラマ「赤い運命」の冒頭ナレーション。 画面に映る暴風雨と凄まじい被...
★この一ヵ月、めまぐるしい展開を見せたシリア情勢。アメリカの軍事介入が遠のき、化学兵器管理で合意すれば平和が訪れるわけではもちろんない。死者が一〇万人を超えたと言われる内戦はいまも続いている。 座談会...